水宅配が一気に注目された放射能汚染の問題

安心して水道水が飲める。海外で生活したことのある方が日本の良さをまずあげられるのが犯罪の少なさと、水の品質の良さでした。ところが放射能汚染で水道水が飲めないのではないか、という心配が浮上してからはそんな神話も崩れてしまったのです。多くの方が水宅配に注目するようになったのも、この放射能汚染がきっかけです。

口に入れる食品の放射能汚染は深刻です。食べた後、自分のからだの内部から被爆するとなれば避けることができません。食べ物の放射能汚染の検査が必要なのはそういう事情があるからです。食品の場合、放射能検査の項目は3種類。ヨウ素131にセシウム134、そしてセシウム137です。こうした放射性物質を検出する測定機器を各家庭で用意するというのは現実的ではなく、食品メーカーや自治体に任せるしかないのが現状です。気になる食品があれば、自治体が開設している測定センターに持ち込んで放射性物質の有無について調べてもらうことはできるでしょう。

水宅配の場合も、提供しているミネラルウォーターや天然水が放射能汚染されていないことを専門機関に依頼して確認しておかなければ、安心して販売できないのが実情です。定期的な検査をしてその結果を公表する。そうした地道な取り組みが消費者の信頼を勝ち得る方法といえるでしょう。また、水道水への不安からミネラルウォーターに期待を寄せる方々に応えるためにも、放射能汚染に対してはしっかりとした取り組みが求められています。